建柱工事の流れ
こんにちは!株式会社ひびき電気工事と申します。
愛知県岡崎市や豊田市・安城市などを中心に、電気設備工事・電気通信工事を行っている会社です。
突然ですが、身の回りにある電柱がどのように建てられているかご存知でしょうか。
必要な電気を無事にお届けするための「建柱工事」も我々の仕事の一つです。
今回は電柱がどのようにして建てられるのか、建柱工事の流れを紹介します。
電柱を建てる
建柱工事は、地面を掘削し、運んできた電柱を地面に建て、埋め戻しをする工事で、所要時間は概ね半日ほどです。
地下の埋設物や、上空の電線類に注意しながら行う必要があるため、経験と技術が必要な工事となります。
1.掘削
建柱位置を削岩機で破砕します。
上下水道など、地下に埋まっている埋設物がないことをスコップ等で確認し、アースオーガーで掘削します。
アースオーガーは掘削用ドリルで、掘削機能を備えたクレーン車である「穴掘建柱車(ポールセッター)」に搭載されています。
掘削する深さは、基本的に電柱の長さの六分の一です。
2.建柱
掘削が完了したらアースオーガーは格納し、穴堀建柱車のクレーンの出番です。
上空の電線に気を付けながら、掘削した穴にゆっくりと電柱を差し込みます。
この時、掘削した穴を壊さないように注意が必要です。
3.埋め戻し
電柱全体の垂直を確認したら、電柱の転倒や沈下、傾斜を防ぐための根枷ブロックを設置します。
その後、掘削した土や砕石で上部まで埋め戻し、叩いたり突いたりして土の空隙を少なくする締固めもしっかり行います。
最後に、アスファルト舗装材を使い、舗装の復旧を行えば完了です。
メンテナンス工事
電柱が建てられる環境によって異なりますが、一般的にコンクリート柱の寿命は約50年と言われています。
建柱工事は、電柱を建てて終わりではなく、その後のメンテナンス工事も大切になってくるのです。
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