愛知県の電気工事業界人手不足が深刻化|対策と今後の見通し
株式会社ひびき電気工事は、愛知県岡崎市を拠点に豊田市・安城市など県内各地で電気工事や電気設備工事、建柱工事、EV充電器設置、防犯カメラ設置を手がけております。昭和36年創業以来の豊富な経験と1級電気工事施工管理技士・第1種電気工事士・防犯設備士の資格を活かし、設計から施工まで総合的にサポートいたします。
近年、愛知県をはじめとする全国の電気工事業界では、深刻な人手不足が問題となっています。経済産業省の調査によると、電気工事士は2020年代前半から人材不足が加速し、長期的には数万人規模での供給不足が懸念されています。この状況は愛知県内の建設業界全体にも大きな影響を与えており、有効求人倍率の高止まりとして顕在化しています。
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愛知県電気工事業界の人手不足の現状
愛知県の電気工事業界では、全国的な傾向と同様に深刻な人手不足が進行しています。厚生労働省の統計データや愛知労働局の雇用情勢から、その実態が明らかになっています。
建設業の有効求人倍率と電気工事職
2024年の厚生労働省データによると、建設業全体の有効求人倍率は5.20倍と全産業平均の1.24倍を大幅に上回る高水準を維持しています。特に電気工事従事者の有効求人倍率は3.24倍となっており、求職者1人に対して3つ以上の求人がある状況です。
愛知県内では、建設・採掘従事者の有効求人倍率が6.70倍に達しており、全国平均を上回る深刻な人手不足を示しています。これは愛知県が自動車産業の拠点であり、工場や関連施設の電気設備需要が高いことが影響しています。
電気工事士の将来的な供給不足予測
経済産業省の「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」によると、電気工事士の人材不足は今後さらに深刻化することが予測されています。第一種電気工事士は2020年代前半から約2万人、第二種電気工事士は2045年に約3千人の供給不足が見込まれています。
愛知県では、トヨタ自動車をはじめとする製造業の拡大やEV普及に伴う充電インフラ整備の需要増加により、電気工事士への需要がさらに高まることが予想されます。
人手不足の主な原因と背景
電気工事業界の人手不足には、複数の構造的な要因が関係しています。これらの問題を理解することが、効果的な対策立案の基礎となります。
高齢化の進行と高い離職率
電気工事士の免状交付者は、50歳以上が半数を占める高齢化が進んでいます。特に第一種電気工事士の高齢化が顕著で、これらの技術者の大量退職時期が近づいています。
また、電気工事業界の3年以内離職率は20~40%と、全産業平均よりも高い水準となっています。離職理由として以下の要因が挙げられています。
勤務体系に関する課題
・休暇日数の少なさ
・長時間労働の常態化
・不規則な勤務スケジュール
現場環境による問題
・勤務環境の劣悪さ
・OJT不足による技術習得の困難
・安全管理体制の不備
業界認知度の低さと教育機会の減少
電気工事士を目指すきっかけとして、「親族等、身近に電気工事士がいた」が50%を超えており、一般的な認知度の低さが課題となっています。身近に電気工事士がいない環境では、職業選択の対象として認識されにくい状況があります。
さらに、人材供給源となる工業高校・養成施設の減少も深刻な問題です。2000年から2030年にかけて工業高校卒業者数は半減し、電気科卒業生は60%減少すると予測されています。
工業高校の状況
卒業者数の変化:2000年比で2030年には半減予測
電気科卒業生:60%の大幅減少見込み
電工業界入職率:わずか15%程度に留まる
養成施設の課題
施設数:減少傾向が継続
入学条件:社会人経験者への門戸が狭い
異業種転職:資格取得機会の限定
「参照:経済産業省電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」
業界の対策と取り組み
電気工事業界の人手不足解消に向けて、国・地方自治体・民間企業が連携した取り組みが進められています。
国・行政による支援策
経済産業省では、電気保安人材の確保に向けた包括的な対策を実施しています。主な取り組みには以下があります。
認知度向上施策
・業界横断的な広報活動の促進
・ポータルサイトの開設と情報発信
・ドラマ・映画・SNSでのコンテンツ拡充
教育制度の改善
・オンライン学習制度の構築・提供
・柔軟な学習環境の整備
・社会人向け資格取得支援の拡充
愛知県においても、建設業就業者数は2023年に前年比8.0%増加の2万人増となっており、県独自の施策効果が表れています。
企業レベルでの改善取り組み
電気工事会社では、人材確保と定着率向上に向けた様々な取り組みを実施しています。
労働環境の改善
・週休2日制の導入促進
・有給休暇取得率の向上
・安全管理体制の強化
人材育成の充実
・資格取得支援制度の導入
・OJT研修プログラムの体系化
・未経験者向け教育制度の拡充
待遇改善
・技能に応じた適正な賃金設定
・資格手当等のインセンティブ制度
・福利厚生の充実
愛知県における今後の見通し
愛知県の電気工事業界は、自動車産業の電動化やカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの加速により、今後も高い需要が見込まれます。特にEV充電インフラ整備、太陽光発電設備の普及、工場の電気設備更新など、新たな分野での電気工事需要が拡大しています。
一方で、人材確保の課題は短期的な解決が困難であり、中長期的な戦略が必要です。企業、教育機関、行政が連携した取り組みを継続し、業界全体の魅力向上と働きやすい環境づくりを進めることが重要です。
当社においても、未経験者の積極採用と充実した研修制度により、将来の電気工事業界を支える人材育成に取り組んでおります。1級電気工事施工管理技士をはじめとする有資格者による丁寧な指導体制を整え、安心して技術を習得できる環境を提供しています。
電気工事業界の人手不足は深刻な課題ですが、適切な対策と継続的な取り組みにより、持続可能な業界発展を目指すことができます。愛知県の豊かな産業基盤を活かし、次世代のインフラを支える電気工事技術者の確保と育成に、業界一丸となって取り組んでまいります。


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